体を変える 7 STEP
効果的なトレーニング法
体を変える7ステップ
今回は「目的別効果的なトレーニング」について。
ステップ2では、トレーニングの原理原則をお伝えさせて頂きました。
今回は、原理原則を意識した上で、
目的に沿ったトレーニングのオススメをお伝え致します。
トレーニングをされる方の目的は、
大体この3パターンのうちのどれかに該当するのではないでしょうか?
1 筋力アップ
→カッコいい体、スタイルアップを目指す。代謝向上や健康のために筋肉を増やしたい。
2 ダイエットや運動不足解消
→痩せる効率を上げるため。リバウンドのし辛い体にするため。
3 スポーツパフォーマンス向上
→競技者としてのパフォーマンス向上を目指す
ではそれぞれについて、項目別に知っておくべきことを列挙致します。
【筋力アップのための筋トレ】
※文言解説
・レップ数→一つのトレーニングで重りを上げ下ろしする回数
・セット数→同じ種目で実施する回数
インターバル→種目間の休憩時間
【1.筋力アップ】
重量設定:8〜12回で限界がくる重量
セット数:1種目3セット目安
オススメの種目:胸、背中、脚、お尻、肩、腕など。大きな部位を中心に行う。
意識するポイント:重めの重量を低回数でゆっくり丁寧にあげる
【2.ダイエット】
重量設定:15~20回
セット数:1種目3セット目安
オススメの種目:胸、背中、脚、お尻、肩、腕など。大きな部位を中心に行う。
意識するポイント:やや軽めの重量で高回数行う
【スポーツパフォーマンス向上】
筋力アップを目的に1に沿ったトレーニングや、
機能を高めるためのファンクショナルトレーニングなど。
トレーニングだけでなく、ストレッチで柔軟性を上げることも重要。
上記で最も知って頂きたいのは、筋力アップ目安の方は、高重量の8~12回。
ダイエット目的の方は低重量で15~20回を目安に行うという点です。
こちらは、限界でこの回数になるように設定をしてください。
筋力アップ目的で、余裕で12回できる重量設定では意味がありません。
その場合は負荷を変えて、10回前後で限界が来るように設定をして下さい。
限界というのは、もうこれ以上は上がらない。最後の1回は頑張っても上がり切らない、
というイメージです。
体を変えるためには、このように目的に沿ったトレーニング方法をまずは知ることが大切です。
そして次に大切になるのが、フォームと追い込みレベルです。
トレーニングで効果を出すため、特に筋肉をつけるためには、
■鍛える対象部位を意識すること
■正しいフォームで対象部位に効かせること
■限界まで追い込むこと
この3点が必要です。
いきなり重いものからはじめるのではなく、
STEP1:マシンの正しい使い方を理解する
STEP2:軽めの設定で、正しいフォームを徹底的に体に覚えさせる
STEP3:必要な重量設定にしつつ、フォームを崩さないようにする
この順番で進めてみて下さい。
トレーニングはとても奥が深いです。
是非、正しいトレーニング、効果を出すためのトレーニングはどうすればよいのか?
興味をもってやってみて下さい。
次回は食事に関しての情報になります。