体を変える7STEP
STEP4は【 食事量を決める 】です。
ダイエットの成功は8割が食事ともいわれております。
どんなに運動やトレーニングを頑張っても、
食事の調整なくして成功はあり得ません。
しかし、食事のみで何とかしようとすれば、
より食事は減らさなければならないですし、
目標の体重までダイエットが成功したとしても、
筋肉の衰えも激しく起こっておりますため、
思い描いている体にはなれていないかもしれません。
ダイエットに筋トレを入れることにより、体の変化は加速し、
食事の調整も楽になり、
成功した先にあるリバウンドもしづらくなります。
だから筋トレはしてほしい。
でも冒頭に申し上げた通り、短期的に見ればダイエットの
成功を決めるのは8割が食事というのは間違いありません。
ではどのように食事を調整すれば良いのでしょうか。
まず、
とにかく減らす!炭水化物は全てカット!
できるだけ飲み物だけで過ごす!
このような極端なやり方は体も心も壊しますので、
絶対にやめて下さい。
食事は「減らす」ではなく「選ぶ」という観点がとても重要です。
どのように選ぶべきかは次の章でご説明しますが、
今回は全体量の決め方について説明いたします。
食事調整の仕方は色々ありますが、わかりやすいのはまずは
カロリー計算です。
【消費カロリー】
⇒ 一日に消費するカロリー。生きているだけで消費する
熱量(=カロリー)を基礎代謝。体を動かすことによって消費する
熱量を活動代謝といい、一日の消費カロリーは主にはこの
2つからなりたちます。
【摂取カロリー】
⇒こちらはわかりやすく、食事から摂取したカロリーです。
この2つのバランスが、
摂取カロリー < 消費カロリー ⇒ 痩せる
摂取カロリー = 消費カロリー ⇒ 維持
摂取カロリー > 消費カロリー ⇒ 太る
となります。
現代人は、デスクワークが多く、移動も車や電車で
運動機会が減り、ジャンクフードは高カロリーであるが故、
摂取カロリー < 消費カロリー になりやすいです。
ちなみに1キロの脂肪を減らすのに必要なカロリーは7200kcal
と言われております。
つまり月に1キロ脂肪を減らす目標設定の参考としては、
《 基礎代謝×1.2(活動代謝目安)×30日 – 7200kcal
=1カ月の目標総カロリー 》
となります。
基礎代謝は体組成計で是非図ってみて下さい。
1.2の活動代謝は平均的な数値ですので、デスクワーク中心の方と
肉体労働の方では活動代謝は大きく異なります。
こちらの数値を30日で割ったものが、一日当たりの目標カロリー
になります。まずはこのように、月に何キロ減らすかを設定し、
一日にとって良いカロリー数を計算します。
その上で、次のSTEPとして食べる内訳になります。
栄養素を意識して、どのように選べば良いのか。
具体的に次の章でお伝えをさせて頂きます。